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那覇の日に、那覇市民会館で、沖縄民謡界の大御所、大城美佐子さん芸能生活50周年リサイタルに行ってきました。 まず驚いたのが、入場者全員に配られるプログラムの厚さ。A4で144ページ!半分くらいは広告(広告料が高めで、つまるところ寄付金)だけど、本体には縁の深い人からのメッセージやこれまでの活動を紹介する写真や記事、出演者(これがまた豪華)の紹介、そして何より面白かったのが、歌詞がのっていること。 今回のリサイタルは、昼2時からと、夜6時からの2回で、8割くらい同じ内容だけど、微妙に違う。その分プログラムが厚くなって、本体が69ページ! 始めに、主役の美佐子先生がソロで歌ったあと、後ろの幕がバッと降りて、民謡関係出演者全員が雛段のようにズラッと並んで幕開け3曲。その後琉球舞踊の四つ竹(衣装が華やかで動きがしなやか)、縁の人たち(一番弟子や、よなは徹父子、八重山民謡の先生、教室の生徒さんたち)による民謡が続いて、最後に美佐子先生によるソロ3曲。 ここで休憩をはさんで、後半はゲストトークから。 知名定男さん、照屋政雄さん、徳原清文さん、それぞれが思い出ばなしなどして、それぞれが美佐子先生とコンビ唄を歌った。 それから、舞踊が二つと古武道(琉球空手のマーシャルな動きのヌンチャクを使った舞踊、しっとりとした琉球舞踊、それから長い棒をカッコよく振り回す男性の武道)、そして美佐子先生のソロ3曲、最後に出演者全員でのフィナーレ。 これで終わったのが5時。 面白かったのが、地元のファンの反応。 唄の途中で盛り上がって拍手をしだす人、知ってる曲をかなり大声で歌う人。本当にみんな楽しんでた。 舞台演出やライティングなんかも、ベタな感じで懐かしかった。 舞踊で初めて観るものもあって、とても楽しかったよ~、これで3000円。 一緒に行った那覇の民謡関係の友人によると、こういうパターンは普通らしい。皆がそれぞれリサイタルするので、広告出し合って、持ちつ持たれつなんだって。 また、こういうリサイタル行きたい!
by emimi111
| 2007-07-09 00:15
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